きみがため

みなさんこんにちは。

 

Ai＆Grace所属の秦良輔です。

 

 

 

暦の上ではもう春だというのに、街は相変わらずの冷たい空気に包まれている。

この季節にありがちな乾いた風が街も人の心も凍えさせているようだ。

乾いた風にかき消されて最後の声も・・・いや、なんでもない。

 

 

「きみがため」というと百人一首の６字決まりを思い出す人も多いだろう。

だが、ここでいうそれは「黄身固め」。

つまり、固ゆで卵。ハードボイルドだ。

 

高校生ぐらいの頃には探偵になりたかった。

小説に登場する探偵沢崎やフィリップマーロウに憧れていたからだ。

 

大人になるにつれ、あんな探偵は空想上の生き物であることを知った。

普通はもっと早く気付くと思う。

多分高校生ぐらいには。

 

ところで、劇団イヴァノヴィッチの第五回公演「MOSCOW」に出演する。

今月末の2/28～3/2にブルースクエア四谷にて公演される。

ハードでボイルドな芝居をしているので是非観てほしい。

 

 

　黄身固め　惜しからざりし命さへ 

　長くもがなと思ひけるかな

 

 

長生きしよう。

 

ご意見ご要望あれば下記連絡先に頼む。

 

 

 

 

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