久保潤一
夏が終わりますね……
皆さま、こんにちは。
Ai & Graceの久保潤一(くぼ・じゅんいち)です。
今日で2回目の投稿です。
前回のブログで「そもそも、何でこんなオジサンが55歳から俳優活動を始めたのかというと……それは次のブログでお話しさせてくださいね。」と書いて終わりましたので、今回はその続きを書こうと思います。
芝居にハマったきっかけは、高校の文化祭でやったクラス演劇に役者として出たことでした。
勝ち負けしかない運動部の世界にいたので、そうじゃない世界が……こんなにも血湧き肉躍る、感動に満ち溢れた世界があるなんて思いもしませんでした。
知ってしまったからには、もう気持ちは一直線でした。
大学では、ひたすら学生演劇に打ち込みました。
ですが……大学4年になり、教員になるか、役者になるか、さんざん迷った末に……役者の道を諦め、教員になりました。
それから30数年が過ぎ、子どもが2人とも無事に社会人になってから初めての夏が来て、ふと、諦めてしまった「役者になる夢」のことを思い出したのです。
時期を同じくして、生徒との面談で訊かれたのです――「先生は、先生以外に何かなりたいものって他になかったんですか?」って。
ああ、そういうことなんだな、と思いました。
諦めることができていないんだな。
諦めなくてもいいのかもしれないな。
そのまま衝動に突き動かされ、事務所のオーディションを受けました。
そうして1年10ヶ月が経ちました。
もちろん、教員になるのも夢でした。
大学卒業後からずっと教員を続けてきて、授業でも、クラスでも、学校行事でも、部活動でも、やりがいと手応えを感じながら生きてくることができました。
だから、なんだと思います。
もう一つの夢の行方をこの手で確かめてみたい、と思ったのです。
人生100年時代といっても、男性の健康寿命は約73歳だそうです。
意外と時間がないなぁ、と思っています。
そんなこんなで、「60歳までに、映画のキャストやドラマのレギュラーキャストの座を摑むこと」――それが今の目標です!
もちろん、舞台にも出演したいのですが……いずれにしろ何かが決まった時が、早期退職する時なのでしょうね……。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
次回は私が今まで観てきた芝居の中で、今でも忘れられない芝居をご紹介したいと思います。
台風が近づいていますが、皆さま、どうぞお気を付けください。何よりも命が大切です。
では、また来月にお会いしましょう。
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